みそじRPG

漠然と三十路を迎えた女の活動記録

生きてる!

しばらく空き、まあ迷子なことにも変わりありませんが、自分を知ろうとする姿勢は毎日あります。自分というものを直視するということを知らなかったからこそ苦しかった時期があると思えば、1つの気づきを知っているだけで大きな進歩です。

 

最近はこの本に出会い、染み入ってみたり思うことあったり。

 

教育実習まで行って、実は教員免許を取らずに卒業しました。大学は色んな建前を並べた所で本音はモラトリアムだけの為にいったようなもの、教員免許はその免罪符といった所でした正直。

 

選択肢として考えなかったこともないですが、「生徒の人生に触れる」ことに怖気ついてみたり。自分の機能(学習指導能力とか)ではなくて、自分という人間をもって他人の人生に寄り添うような仕事が、当時は無意識で怖かったんですよねきっと。

そこで逃げてみたものの、今度は結局仕事で部下を抱えて同じようなことで悩む羽目になるので、結局壁は逃げてもまたぶち当たるからその場で立ち向かったほうがいいというのが今の教訓ですが。

 

この漫画に出てくる高柳先生が悩むように、他人の問題に自分を介在させ解決するのではなくて、自分で立ち上がらせる力だけを支援する難しさ。ほんの少しだけその世界を覗き込んだことがあるだけに、つくづく教師という立場から支援する難しさを思ってみたり。

言葉を並べ立てるだけではなくて、経験が付随する納得の尊さ。それこそ人生、頭でっかちじゃいけないよな…

 

もちろん知識も増やしつつ、それを教養として昇華出来る人間になりたいものです。